群馬カメラマン【+motion】プラスモーション代表のYuichiroです。
皆さんは普段、スタジオやプロの出張撮影で写真を撮っていますか?
「いや〜、かしこまって撮るのも、なんかね〜」
という声が聞こえてきそうです。
私も昔はそう思っていました。
学生のころから母に連れられ、近所のザ写真館!って感じの昔ながらのスタジオに連れられ、思春期で恥ずかしい思いがありながらも、写真を撮らされたものです。笑
定期的に連れて行かれるもんだから、当時の私にとって、それはそれは面倒くさい事でした。
しかし、不思議なもので、
写真を見ると、心が落ち着くというか、精神的に安定する感じがあります。
この感覚は、実は当時からあって、(恥ずかしいから認めたくなかっただけ)
貧しい家庭ながら、よく写真を撮ってくれていたなぁと、母に感謝しています。
嫌々ながらも、撮ってみるといいもので、帰るころには「え?もう終わり?もう少し撮ってもいいんだけどな」という不思議な感覚になったものです。
カラオケに行って歌いだしたらマイクが離せなくなってしまう感覚に近いというか…。
自分と改めて向き合えるし、なによりキレイに撮ってもらえるので、気分がノってくるわけですね。
当時の古い写真館はフィルム写真だったので、その場でイメージを確認することはできませんでしたが、当方のスタジオや出張撮影では撮りながらアイパッドやモニターに表示していますので、秒で確認することができます。
自分がキレイに写っていると、なんとも気持ちのいいもので、表情もだんだん自然になってきて、「新しい自分」?に出逢う方もたくさんいらっしゃいます。
と言うより、プロのモデルさんでもない限り、普段から写真を撮ることも少ないですから当然です。
「照明のライティング機材が自宅にあって、いつも自撮りしている」という方はそうそういないですからね…
私の場合は父が幼い頃に病気で他界してしまい、男3兄弟で母一人に育ててもらいましたが、特に非行なく?精神が安定していたのは、そのことが大きかったのかなと思っています。
なので子育てや精神の安定に自分自身の写真が有効であることは間違いないです。
プリクラ全盛期のママさんパパさんには、この感覚少しわかってもらえる気がしています。
普段からスマホでもいいのでなるべく多くの写真を撮ることを心からおすすめします。
そして、時々プロに撮ってもらうと、より効果的です。
自分に自信がつきます。
それは自分がかっこいい、とかカワイイから、というものではなく「自分を確認する」ということによる効果が大きいです。
「現状で一番輝いている自分」を繰り返し見ることで、ミラーリングの効果もありますし、アイデンティティを保持できます。
「なんか恥ずかしい」を通り越し、一周回って新しい自分になるキッカケづくりができるからだと思っています。
カメラ慣れすることで人前に立つことは苦でなくなりますし、発揮できるパフォーマンスにも差が出てきます。
本気の写真こそ、よりシンプルでいいと考えます。
背景は少ないか、思い切ってシンプルにして、服装は白シャツ&ジーンズなどで撮ると何年経っても廃れない写真として残すことができ、後々の加工もできます。
思い立ったが吉日。
ぜひたくさんの素敵なお写真をお手元に。
コメント